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【高倉健さん・・・・中国の反応は?】 [エンタメ]

今回は高倉健さん死去に対しての「中国の反応」について。

知っていましたか?

「健さん」が中国において最も有名な日本人俳優の一人だったことを。

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彼が亡くなった18日、中国中央テレビ(国営)では「速報」で彼の訃報を繰り返し放送したそうです。

彼がどれだけ中国人の間でも親しまれていたのかがわかりますね。

また、中国のポータルサイト「新浪」では、彼の死を惜しむ多数の投稿であふれていました。

その数なんと3000件以上!

これは中国で「速報」が伝えられてから30分以内の出来事で、

「本当の男だった」

「日本人ではあるが、演技は本当に素晴らしかった」

「時代を代表する役者だった」

「安らかに眠ってほしい」

などのコメントが投稿されていました。




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現在、日中関係が「戦後最悪」ともいわれていますね。

今月15日に行われた、20万人の「中国ネットユーザー」を対象にした意識調査では、日本に「否定的」と回答した人が、83%もいるのです。

しかし、そういった感情を超越した「一人の人間」、「一人の男」として、映画俳優「高倉健」は愛されていたのだなと、亡くなってから彼の偉大さをあらためて感じます。

新聞健さん.jpg
(中国の各新聞)

彼の「人柄」のすばらしさは、映画俳優という「生き方」を通して、人々を魅了していったのではないでしょうか?

ところで、健さんが中国で幅広く知られる「きっかけ」となった作品はなんでしょうか?

調べてみると、どうやら「君よ憤怒の河を渉れ」という日本映画(1976年)のようです。

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中国では『追捕』というタイトルで公開されたとのこと。

これが中国で非常に人気を博し、高倉健・ファンが急増したようです。

後に健さんは、父と子の絆を描いた『単騎、千里を走る。』(2006年)という、中・日合作映画に出演しますが、同映画で監督をつとめた「チャン・イーモウ」は、先ほど紹介した『追捕』を見て以来、健さんの大ファンということです。




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イーモウ監督は健さんのことを「最も尊敬する俳優。ずっと前から私のアイドル」と語っていました。

単騎.jpg

「チャン・イーモウ」は今回の訃報を聞き、中国メディアの取材で、

「知り合って10年余りだが、今なお、彼の声や表情が目に浮かぶ。」

「この現実を信じたくないが、深い哀悼の意を表し、天国で幸せに楽しく過ごせるよう願っている」

とのコメントを残しています。

『単騎、千里を走る。』の撮影時には、周りのスタッフに気をかけて、ずっと立ち続けていたというエピソードも残っており、イーモウ監督を感動させたそうです。

後には「こんな素晴らしい俳優は中国にはいない」と言わしめました。

また、この映画のイーモウ監督への取材(当時)では、健さんとのエピソードをこう語っています。

~ここから引用~

「撮影がクランクアップし高倉氏を見送る際、70~80人のスタッフが皆涙を流した。こんな場面は今まで見たことがない。一度、ホテルで待ち合わせした際、多くの人が彼の存在に気が付き、20メートル離れたところから彼の背中に向けお辞儀をしていた。彼は気が付かなかったが、私はその場面を目の当たりにした。彼は日本では神のような存在なのだ」 引用 - recordchina


日本のみならず、海外でも愛された高倉健さん。

こんな偉大な俳優は今後、現われるのでしょうか?

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≪関連記事≫

【高倉健さんの人柄がわかるエピソードたち】
↓ ↓ ↓ ↓
http://trend-news-gogo912.blog.so-net.ne.jp/2014-11-18-1

【高倉健・主演映画 『駅STATION』のおすすめ】
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