【錦織－ジョコビッチ戦の結果】

１５日、ロンドンの「Ｏ２アリーナ」で行われた男子テニスＡＴＰツアー・ファイナル第７日。

錦織圭（世界ランキング５位）は１位のノバク・ジョコビッチと準決勝で対戦した。



ジョコビッチは今大会で３連勝しており、１次リーグのすべてをストレート勝ちで収めているが、この強豪に対する錦織の過去の戦績は≪２勝２敗五分≫ということで、期待がかかる。

しかし、試合結果は、１－６、　６－３、　０－６、で錦織が敗北し、残念ながら決勝進出はできなくなった。



錦織は試合後、ガックリとした表情をみせるも、「これもいいレッスン、いい経験になった」と前向きなコメントを残している。

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試合内容を振り返ってみよう。

１セット目の前半は、お互いにサービスゲームをキープしていたが、第４ゲームからブレイクポイントを握られ、ジョコビッチ選手は圧倒的な強さで錦織を翻弄。

ジョコビッチが６－１で錦織を先制した。

１セット目を振り返って、錦織は「こてんぱんにやられた。こんなに差があるんだと感じた。」とコメントしている。

続く２セット目は第２ゲームでジョコビッチがサーブを二回ともミスし、錦織はこの試合初のブレイク。



リズムに狂いが生じはじめたジョコビッチに対し、錦織は攻撃的なフォアでジョコビッチにプレッシャーを与え続ける。

第９ゲームではサービスエースを決めるなどして、錦織が６－３でセットを奪った。

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要となる第３セットは、錦織が第１ゲームで２本のブレイクチャンスを逃す。

それを機に焦りが見え始めた錦織は、第２、第４ゲームでジョコビッチにブレイクを許しペースを握られる。



最終セットは一方的な展開で０－６という結果に終わった。

ジョコビッチは今回の試合を振り返り、「厳しい試合だった」と錦織の実力を認めるコメントしている。

ジョコビッチは３連覇まであと１勝となった。

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